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ランナーを悩ます障害 [アキレス腱炎]

[アキレス腱炎]
一般的にアキレス腱炎はランニングやジャンプ動作の繰り返しによるストレスと関連しています。
かかとの後ろやふくらはぎの下の方が痛い、つま先立ち、動き出しの時にかかとが痛い、などの症状はアキレス腱炎である可能性が高いです。
アキレス腱を直接押した時にも痛みがあり、放っておくと運動後にアキレス腱が腫れて動かすたび痛みを発します。
トレーニング強度(距離、練習頻度など)の急激な増加、長期の運動休止から運動を再開...
不整地や不安定な地形でのランニングが引き金となることが多い。
ランニングやジャンプの着地等の動作はは、その瞬間に体重の数倍の負荷が足、足首にかかります。
筋肉の状態が良く、トレーニングされていれば、この負荷を吸収し、次の動作のために効率の良い力を発揮することができますが、
逆に十分な疲労回復ができていなかったり、体力以上の運動(強度、量)をしてしまったりすると過度な負担が掛かってしまします。
衝撃を吸収するには、足裏のアーチ(土踏まず)の役割が大きく、アーチが崩れていると、その衝撃吸収能力が低下し、
さらに足首が内側に倒れるプロネーションという動作が大きくなります。
そうするとアキレス腱に負担が強くかかり、炎症を起こすリスクを高めてしまいます。
よって、ふくらはぎの筋肉の状態を良くすることと、足裏アーチの状態を良くしておくことが、アキレス腱炎への予防には大切なことです。



◎ワンポイントケア


ふくらはぎの張り詰めたテンションの緩和ケア
ポールに下腿を乗せ、膝の曲げ伸ばしを行い刺激します。